ケンカの仲裁でまずすること

教師時代、

子ども同士のケンカの仲裁によく入りました。

それが仕事じゃないのかというくらいありました。

(ほぼ毎休み時間でした・・・。教師の方、いつもご苦労さまです 涙)

 

みなさんは、ケンカの仲裁をどう対処していますか?

例えば、AくんがBくんを叩いて泣かせてしまい、

自分のところに相談にきました。

 

Bくん「Aくんが叩いてきた。(泣いています。)」

Aくん「・・・・。(ふれくされて怒っています。)」

 

大抵、怒られると思っているので

Aくんの立場はだまっていることが多いです。

 

このときの、ベストの答えは、

「Aくんが悪い!

 なんで叩くの!いけないじゃない!謝りなさい!」

 

と、ビシッと結論が分かった時点で、すぐにAくんに伝えて解決します。

 

 

・・・ではなくて、

 

『Aくん、どうした?何でそんなことしたん?』

と、Aくんの行動の理由を聞きます。

これをやらないとあとでとんでも無いことになります・・・涙。

 

なぜか?

それは、Aくんが自分の気持ちをしっかり受け止めてくれないと感じ、

イライラや不満が募り、さらにケンカやトラブルに繋がるからです。

(ぼくも分からないうちは何度も失敗しました・・・。)

 

 

大人も結局同じなのですが、

まず、自分の話を聞いて欲しいんですよね。

 

Aくんは、自分の気持ちを分かってくれていると感じ、

だいたいは心を開いてくれます。

 

※ 逆の場合、ドンドン口を閉ざして話してくれなくなります。

  =どうせぼくの事は分かってくれない。 → 危険信号です。

 

 

さらに、

「そうか〜。それは嫌やったな。」とか

「なるほど〜。それは許せんよな〜。」

って同調すると効果的かなと思います。

 

落ち着いたところで、

「でも、叩くのは良く無いよな。」

「Bくんに謝ろうか。」

 

と、促します。

 

結論を出して、すぐに怒るのではなく、

まず、原因を作ってしまった子どもの気持ちを聞いて見てください。

 

ポイントは、【 まず聞く 】 です。

 

子育てに少しでも、お役にたてれば幸いです。


仕事体験サポートも行なっています。

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