金子みすゞさんを紹介させてください。
星野富弘さんを思い出すと、もうひとつ、
ぼくの恩師が読んでくださった、詩を思い出したのでご紹介します。
こちらも、オススメです。
わたしと小鳥と鈴と
わたしが両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴はわたしのように、
たくさんなうたは知らないよ。
鈴と、小鳥と、それからわ
たし、
みんなちがって、みんないい。
名言・格言『金子みすずさんの詩』一覧 | iso.labo
最後の一行が良いですよね。
人間は、他の人になれる訳でもないですし、
それよりも、
自分が持っているものを輝かせて、
自分にしかできないことをする方がずっと良いと思います。
「自分の人生を生きよう」
という、言葉が聞こえてきそうです。
- 作者: 金子みすゞ,矢崎節夫,高畠純
- 出版社/メーカー: JULA出版局
- 発売日: 1984/08/30
- メディア: 単行本
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